修復

＜洗い＞

よごれた本紙作品に微温水や薬品を用いて洗いをかけると、作品が経てきた時間の古色を残しながら作品本来の美しさを取り戻すことが出来ます。また、防カビ効果もあります。
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＜仕立て直し＞

古い表具を剥がして作品を取り出し、新たな裂（きれ）や裏打ち紙で表具し直します。
この時、作品に汚れがあれば洗いをし、破れや欠損があればつくろって目立たないような細工を施します。
また、再使用に耐えられる裂地であれば、洗い張りをして従前のもので表具し直すこともできます。
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＜修繕＞

掛け軸の切り継ぎ部分がはがれた、軸先が外れた、吊り紐のカン（釘のようなもの）が取れた、という小さな修理もお気軽にお持込みください。
また、額縁のガラス板をアクリル板に交換することをおすすめしております。
額全体が軽量化することによって壁面の負担が軽くなり、割れる心配もないので地震対策にもなります。